はじめに
いつも子育てお疲れ様です。
この記事は老後資金や子供の教育資金を準備するため、投資を始めようと考えている人にぜひ見てほしい内容です。
未来の家族のために投資を始めようと考えているのに、妻が反対して投資を始められない方がよくいます。
妻を説得するためには2つの重要なステップがあります。
1つ目は妻が投資を反対する理由を理解すること、2つ目は投資の必要性について妻に理解してもらう必要があることです。
この2つについてわかりやすく解説し、僕が実際に妻を説得するために行ったことを具体的に紹介します。
この記事を読み終わる頃にはなぜ妻は投資に反対するのか、具体的に何をすれば説得できるのかがわかります。
ぜひ最後まで見てください。
妻が投資を反対する理由
妻が投資を反対する理由は主に2つです。
1つ目は投資＝詐欺やギャンブルといったマイナスなイメージが非常に強いからです。
また、身近に投資で資産を築き上げた人がいないし、いたとしても具体的な金額まで聞くことがなかなかできないと思います。
そのため、正しい投資の仕方を知ることもなく、
「投資は詐欺だから絶対やめとこう！」という認識になっていることが多いです。
家族のことを考えてしっかり貯金をしなきゃと考えている奥様ほど、投資に対して拒否反応を示します。
なぜ投資＝詐欺のイメージが強いのか
テレビで投資に関するニュースを目にすることがたまにあると思います。
そのニュースのほとんどが投資詐欺関連です。
数年前に起きた人気お笑い芸人の投資詐欺にあったニュースがありました。
投資というとまず詐欺のイメージが非常に強いです。
よくある投資詐欺の手法を知り、自分も騙されないようにしましょう！
よくある投資詐欺
ポンジスキーム
僕に毎月100万円預けてくれたら毎月40％の利益をあげられるよ！
毎月40万円が不労所得で手に入るんだよ！
この話だけを聞いたら非常に怪しいですよね？
しかし、この詐欺の厄介なところは本当に毎月40万円をもらえるので、本当じゃん！と信じてしまいます。
それの仕組みは至って簡単で、自分が払った100万から40万をそのまま渡しているだけです。
この詐欺に遭わないために覚えておくべきことは平均的な年利は何％なのかと言うことです。
世界一の投資家である、ウォーレン・バフェットでも年利22％と言われています。
この数字もかなり高い数字であり、指数に連動したインデックスファンドで4〜7％と言われています。
世界一の投資家でも22％なので基本的にそれ以上の成果を長期に渡って出し続けることは不可能です。
10％未満が相場だと覚えておきましょう。
高金利元本保証詐欺
ポンジスキームとややかぶるところがありますが、「高金利で元本保証される投資先があるから」と言われたら100％嘘だと思った方がいいです。
ここで復習です。
年利の平均は4〜7％未満でしたね。
年利で30％だから！は詐欺です。
また、投資対象の金融商品に元本保証されているものはありません！
必ず元本割れのリスクがあります。
元本保証されるのは銀行預金のみです。
これを覚えておきましょう！
投資＝ギャンブルと誤解している
投資＝ギャンブルと誤解している人が多いです。
それもそのはず、投資というとFXや暗号資産（仮想通貨）での短期売買をイメージする人が非常に多いです。
投資した金額よりも大きく利益を増やすこともできますが、大きく損をしてしまうこともあります。
価格変動が大きく、100万円投資して昨日は180万円にだったのに、今日は70万になっていたなんてことも起こる可能性があります。
このような金融商品に老後資金、教育資金は適切ではありません。
ギャンブルです。
必ず勝てるFX必勝法などと宣伝している広告よく見かけますが、あり得ません。
それが本当ならば、仕事やめて全員FXをやっているはずです。
鵜呑みにしないように気をつけましょう。
投資の必要性を理解してもらう
投資の必要性を理解してもらうためには2つの事が重要です。
1つ目はメリットとデメリットを覚える事、2つ目はライフプランを立て、固定支出を見直す事です。
投資のメリット
投資初心者で老後資金、教育資金を準備する場合、おすすめの投資はETFで全世界株に投資する方法です。
ここでいう投資のメリットはETFのメリットとしてご紹介します。
- 長期運用で元本割れのリスクが少ない
- 手数料が安い
なぜそこまで手数料にこだわるのかというとインデックスファンドの平均的な利回りが4〜7％だからです。
手数料が多ければ多いほど実際に手元に残るお金が少なくなってしまいます。
投資の最大のメリットは複利です。
複利とは？
利子にまた利子がつくこと。
例：元本が100万円。1年間で年利2％の株式を保有すると102万円になる。
102万円をそのまま1年間保有し続けると、さらに年利2％で104万円400円になる。
この400円は102万円に対する利子であり、長期運用で積み重ねるとかなりの額が増える。
もっとわかりやすくするため、一度シミュレーションしてみます。
5万円を20年間銀行預金に貯金すると5×12×20＝12,000,000万
5万円を20年間、利回り4％をETFで運用すると18,338,731円
同じ金額を入金しているのに、投資先が違うだけで約600万の差ができました。
利回り4％はかなり現実的な数字です。
投資のデメリット
デメリットは元本割れのリスクがあることです。
元本割れとは？
投資に入金した金額よりも価格変動や為替変動などにより、下回ってしまうこと。
元本割れのリスクが怖くて投資をしたくないと言う奥様もいると思います。
そのため、投資を始める前に生活費×6ヶ月分の貯金はしておきましょう！
銀行預金は元本保証されているため、勝手に減ることはありません。
なるべく早く投資したい気持ちはわかりますが、生活防衛資金を確保する方が優先順位が高いです。
短期投資は投資のタイミングが非常に重要ですが、長期投資は関係ないので焦らなくて大丈夫です。
生活費が把握できていない人は、1ヶ月にかかる生活費を確認しましょう。
FPに相談しライフプランを立てよう
生活費を把握する前に、ライフプランを夫婦で立てましょう。
どんな人生にしたいか、そのためにはいつにどのくらいのお金がかかるのかを把握する必要があります。
とは言ったものの、初めは何から決めればいいのかわからないと思います。
そういう時は、ファイナンシャルプランナー（FP）に相談して夫婦一緒に話を聞くことをオススメします。
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ファイナンシャルプランナーとは？
人生の夢や目標を叶えるために年金、保険、教育資金、不動産、住宅ローンなどお金に関するアドバイスを行う専門家。
お金のプロに相談し、自分の人生において必要なお金を把握すれば、それをどうやって準備していくのかが把握できます。
自分達に必要なお金がわかれば、投資の必要性がより高まるはずです。
ここまでのおさらいです。
- 妻が投資を反対する理由を知る
- 投資のメリット、デメリットを知る
- ライフプランを立てる
- 固定支出を見直す
- 生活防衛資金を貯める
- 投資額を確保する
この順番でできれば、妻も納得して投資を始められます。
ひとつひとつ着実にやっていきましょう。
我が家で妻が投資を許可した事例
2020年当時、妻と結婚してまだ子供がいませんでした。
今後のライフプランニングをしようとしていた時期に友人経由で「投資」を知りました。
話を聞くと絶対やった方がいいいと確信し、妻に相談することに。
妻の反応は
「え、投資ってだいじょうぶなの？騙されてない？」
でした。
しかし当時は知識も覚えたてで投資の魅力をうまく伝える事ができませんでした。
投資についての本を読み、当時かなり話題だった老後2000万円問題についての説明をしました。
老後2000万円問題はまた別の機会にまとめます。
老後はいくら用意しておけば自分達が望む生活ができるのかを2人で計算しました。
その具体的な金額が分かったところで、いくらを何年に渡って投資すればいいのかを積立かんたんシミュレーションを使って出しました。
その金額を貯金と投資で比較をしたところ、かなり反応が良かったです。
徐々に投資に対する興味が湧き始めた様子でした。
そこからFPに相談しながらいつにいくらぐらいのお金が必要になるのかを把握し、2人で支出の見直しをしました。
支出を見直し、2人合わせて65,620円の節約ができました。
具体的に見直したところは車、生命保険、携帯料金です。
この3つを見直すだけで投資資金を生み出す事ができました。
支出管理はかなりざっくり書いているので、後日詳しくまとめ直します。
この記事ではあくまで見直した点と、どのくらいの節約になったかが伝われば幸いです。
各々、30,000円ずつNISAを活用しETFに投資をする事で妻も同意してくれました。
うまく説明する能力よりも、2人で協力してマネープランをたて、お金に関する知識をつける事が最重要だと感じました。
2020年から始めたETFへの投資ですが現時点でのトータルリターンは＋413,277円です。
4年間で400,000円以上の利益を上げているので改めて長期投資の凄さを再認識しています。笑
今後世界恐慌のようなイベントがあれば、トータルリターンがかなり減少するリスクもあります。
元本割れの可能性も絶対にないとは言い切れません。
その時にうっかり売却をせず、保有し続ける事が長期運用では必要です。
おわりに
投資に反対する妻を説得するには、投資に対する誤解を解き、老後資金と教育資金の準備に欠かせないものであることを理解してもらう必要がありました。
この記事を読んで少しでも妻を説得し投資を始められる方が増えれば幸いです。
わからない事があれば、お気軽にお問合せください。
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